おととせんべい - 瀬戸内のせんべい

おととせんべいは瀬戸内海で取れる小魚をそのままおせんべいに焼きこんだもので、大正時代から作られておりましたが一時途絶えました。近年になって若い人がそれを復活させ、テレビで紹介されるなど、人気を博しております。

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四国の名物ってなに?

いきなり「四国の名物ってなに?」と聞かれますととっさに浮かんでくるのが讃岐うどんと香川のお砂糖それから銘菓観音寺ぐらいですね。

四国と聞くと懐かしい気がするのは、随分前になりますが友人2人と車で四国を一周したことがあるからでしょうか。

私が地図を見ながらの案内役で、二人が交代に運転をしてくれたのですが、今でも覚えているのは高知県に弘法大師が見残したという「みのこし海岸」というのがガイドに乗っておりましたので、絶対見逃さないようにしようと言いながらその海岸に入る道を通り過ぎてしばらく行ってから気がつきユーターンして戻ったことです。

名前のとおりだなと大笑いしたものです。旅行したのが確か4月初旬でしたので、旅館や民宿では毎晩かつおのたたきがでました。

さすがに旅の終わり頃には食傷気味になりました。名物の讃岐うどんも至る所で食べました。美味しかったのは高知で食べたさわち料理ですね。新鮮な生魚とお寿司が3人前ひとつの器に盛られて出された時はその豪華さにビックリしました。

当時は近海漁業がまだ盛んでしたから、結構安い金額で活き魚の料理を満喫することができました。食べるほうは旅行して20年以上経っても覚えていますが、四国名物は全然思い出さないですね。

銘菓観音寺はお土産に買って帰ったので覚えているのと、お砂糖が何で名物なのと当時不思議に思ったので記憶に残っている程度です。

ネットで調べるといろいろありますね。高知の新高梨、愛媛の一六タルトや坊ちゃんだんご、香川の名物かまどや灸まん、徳島のすだちや金長まんじゅうなどほんの一例です。そして、この名物に「おととせんべい」が戻ってきたというので嬉しく思っています。

おととせんべいの復活

最近「おととせんべい」が人気があるということを聞いて、私が子供の頃父親がお土産に買って帰り、「なんかヘンなおせんべいだな」と言いながら皆で食べたことを思い出しました。

「おとと」が幼児語でさかなを意味することは知っていましたが、そのおととをそのまま加工したおととせんべいが、四国名物とは知りませんでした。おととせんべいの始まりは大正時代といいますから、歴史がある名物ですね。

大正時代に高松の数軒のお店が瀬戸内海で取れる小魚をそのままおせんべいに焼きこんだのが始まりだそうです。おととせんべいは形も味もユニークですので、名物として長続きするかと思いましたが、いつの間にか生産が途絶えてしまったようです。でも、起業家を目指す若い人が最近増えてきております。

27歳の若さ溢れる青年がおととせんべいに情熱を傾けて復活させたことを聞いて嬉しく思いました。復活したおととせんべいは、「象屋元蔵(きさやもとぞう)おととせんべい」といいます。おととせんべいで使われる魚は、いか・たこ・えび・めばる・きすなど季節によって違うそうです。

一枚一枚手で焼いて最後に炭火であぶるそうですので、大変に手がかかっております。一度テレビで紹介されてから注文が殺到して、現在は生産が追いつかない状況で注文してから手元に届くまでかなりの日数がかかるそうです。しかも漁獲高は減っており、原油高もあって漁に出る回数も減っていますので材料確保が大変のようです。

それでもおととせんべいが復活したことを喜んで、待つことを覚悟で注文されている人も大勢いますので、食品偽装で日本中がゆれている時に、おととせんべいは明るい話題を提供してくれました。

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