噛み癖と犬のしつけ

愛犬の噛み癖はあま噛みが延長したもの・防衛反応によるもの・主従関係逆転によるもの・犬のトラウマによるものなど様々な原因がありますので噛み癖の原因をつきとめ、その原因に対応した対策を取る必要があります。

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噛み癖の原因

何年か前に私の友人が、「子供が自立したので寂しくなって犬を飼ったよ」と言っておりました。

その話を聞いて3ヶ月位経って彼の家に遊びに行ったところ、彼の奥さんが右手に包帯を巻いておりました。

「どうされたんですか?」と聞きましたら、飼いはじめた犬に噛まれたとのこと。私は随分長いこと何匹もの犬を飼っており、現在も2匹いますが噛まれたことは一度もないのでビックリしました。

「飼い犬に手を噛まれる」という言葉は時々聞きましたが、友人の家で起こるとは夢にも思いませんでした。

「この犬、噛み癖があるのかなあ、噛み癖をつけると他の人を噛んで大変なことになるかもしれないから、早く直したほうがいいですよ」と言ったものの、噛み癖の直し方については何も知らなかったので、アドバイスができなかった苦い経験があります。

ペットブームで最近は犬を飼うご家庭が増えているようですが、それに伴い犬の噛み癖に悩まされている方も多いようです。

犬に噛み癖がつく原因の主なものは、(1)幼犬の時のあま噛みがそのまま癖として成犬にまで持ち越される、(2)犬が以前に叩かれた経験があり、頭を撫ぜようとして手を上げると叩かれると思い防衛反応で噛む行為にでる、

(3)飼い主との主従関係が逆転していて、犬の方がえらいと思っている、(4)犬が過去にひどい扱いを受けたことがあり、トラウマ(心の傷)として残っているなどです。 

犬の噛み癖対策

愛犬に一度噛み癖がついてしまうと、直すのが大変なようです。ひどい噛み癖になると最終的に保健所のお世話にならなければなりませんので、早く愛犬の噛み癖を直したいのは愛犬家の願いだと思います。

でも、あせって間違えた矯正の仕方をするとかえって噛み癖をひどくしてしまうこともあるようです。できるだけ情報を集めて、評判の良い専門家に相談されることが一番ではないかと思います。

以前に知人の獣医さんから紹介されてシェパードを飼ったことがあります。自分でしつけをしていたのですがこの犬が一歳半の時に、私が目の病気になり1ヶ月程入院しなければならなくなりました。やむを得ず地域の犬の学校に依頼して1ヶ月預かってもらったことがあります。

しつけは自分でやるので余計なことは教えないでくれるように依頼しておいたのですが、シェパードは警察犬にもなりますから、訓練の試験台にされたのか帰って来た時は非常に気の荒い攻撃的な犬に変身しておりました。

元の状態に戻るのに4〜5ヶ月かかりました。さて、噛み癖を直すための一般的な話として、(1)あま噛みの場合は子犬の段階で人の手を噛むことはいけないことを分からせることが必要と言われます。噛むことは犬にとっては重要なことですからおもちゃやガムなどを与えることと、あま噛みをしたときに手を引っ込めずに犬の口の奥に手を押し込んで不快感を与えることでやらなくなると言われます。

(2)防衛反応から噛む場合は、防衛する必要がないことを分からせる必要があります。手をあげると叩かれると思い込んでいる場合は、手のひらに餌をのせて犬に与えつづけると手を怖れる必要はないと思うようになります。

(3)主従関係の逆転は、人間が上であることを分からせることが必須条件です。人間と犬の居場所を区別し、甘やかせるのを止めて軽い服従訓練から犬を躾なおすことが遠回りのように見えますが効果があるとされております。

(4)トラウマがある場合は獣医さんなどとよく相談されることがベストであると考えます。いずれにしても愛犬が噛み癖を持つようになりましたら、これまでの経過を思い起こして原因を突き止めてから効果的な対応策を専門家に聞きながら進めるようにしてください。

愛犬が噛み癖を持つようになったのは育て方に問題があったからです。決して保健所送りにすることがないように責任を持って再チャレンジしてくださることを望んでおります。

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