ホルモン注射の効果と副作用

ホルモンは血液中にごく微量存在して情報を伝え合いながら体の機能を調節しています。病気を治すためこのホルモンを注射する治療が行われておりますが、過剰摂取したり、特定の疾患があると副作用が生じることがあります。

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ホルモンとは

日常生活の中で「ホルモン」という言葉をよく耳にしたり、自分でも時々使ったりしますが、ホルモンとは何なのかあまり意識せずに使っております。

日本内分泌学会のホームページを拝見しましたら、ホルモンは100種類以上あって、血液の中にごく微量存在し、体の健康維持のためいろいろな機能を調節する働きをする、という主旨のことが書いてありました。

50メートルのプールに水を一杯はって、その中にスプーン一杯のホルモンを混ぜた程度の量しか存在しないそうです。

最近は環境ホルモンという言葉も散見するようになりました。

これは多摩川などで動物の生殖異常が見られ、その原因として環境が化学物質などで汚染された結果であると推定して、この化学物質を内分泌かく乱物質として環境ホルモンと呼んでいるようです。

これに対して人体のホルモンは人間が生きていく上で不可欠の物質と言えるようです。

ホルモンの種類

現在はホルモンを「体の中でいろいろな情報を伝え合うもの」の物質をまとめてホルモンと呼んでいるそうですので、その種類は多岐にわたります。聞き覚えのある代表的なものだけあげてみます。

(1)ペプチドホルモン:成長を促す成長ホルモン・インスリンなど大部分のホルモンのほかリンパ球などに作用するサイトカインもこのホルモンの一種。(2)ステロイドホルモン:副腎皮質ホルモン・性腺ホルモン・ビタミンD3など。(3)アミノ酸誘導体:副腎髄質ホルモン・アドレナリン・ノルアドレナリン・甲状腺ホルモンなどです。

ホルモン注射で使われるホルモンとその副作用

現在ホルモン注射としてよく使われるホルモンとその副作用を見てみますと、

(1)成長ホルモンは主として体形が標準よりかなり小さい子供の成長を促すためにホルモン注射として使われているようですが、ホルモン注射に使われる使用量が適正であれば副作用は心配する必要がないといわれます。

また、大人の成長ホルモン分泌不全症にもホルモン注射として成長ホルモンが使われるようになったそうですが、この場合に副作用が懸念される人は、悪性腫瘍や糖尿病の経歴がある人あるいは妊娠している人だそうです。

過剰摂取をした場合は、各細胞が肥大化する副作用が見受けられるそうですのでホルモン注射も「過ぎたるは及ばざるが如し」で副作用を避けるために適正な使用量を守ることが大切です。

(2)インスリン注射はホルモン注射の中でも最も多く利用されているものと思います。副作用は空腹感・眠気・倦怠感・発汗・吐き気・いらいらなどの低血糖症状を示すことがあります。

(3)副腎皮質ホルモンは適応症が広範囲にわたるためホルモン注射も広く行われています。使われる対象の病気が多くなれば当然副作用も増加することは予測できます。副腎皮質ホルモンで治療を受けようとする疾患以外で何か他の疾患を持っていたり既往症があればきちんとドクターに話をして、副作用のことを確認しておいたほうが良いでしょう。

このホルモン注射で時々報告されている副作用は、ホルモン注射をした場所の脂肪や組織が萎縮して陥没することです。また、妊娠中の女性は全般的にホルモン注射を避けたほうが良いようです。

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