抱き癖は子育てに良くない?

抱き癖がつくから赤ちゃんをあまり抱かないという昔からの子育て法は大家族制の崩壊や医学の進歩で否定されるようになりました。子育てに絶対はなく、赤ちゃんと常にコミュニケーションを取りながら愛情を持って育てることが大切です。

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抱き癖ってなに?

寝ていた赤ちゃんが泣きだして泣きやまないので可哀想だなと思って抱き上げようとすると「抱き癖がつくからやめてください」と言われた経験はありませんか。

昔から子育ての基本みたいに言い伝えられてきたような気がします。

私などは「抱き癖」という言葉自体あまり意味も考えずになんとなく分かった感覚で使っていましたが、調べてみると「赤ちゃんをいつも抱いて可愛がっているため、抱かないと泣きやまなかったり、むずかったりすること」とありました。

抱き癖というのは、要するに世の中を何も知らない赤ちゃんでも、甘やかしすぎるとその味をしめて自分の要求が通るまで泣き続けるということなのでしょうか。

そうだとするとその赤ちゃんは今の総理大臣よりもっと大物になるかも知れませんね。

抱き癖に賛否両論

昔のように赤ちゃんが育つ環境が大家族の中で、祖母などが「赤ちゃんの育て方はこうするのよ」と手本を示して教えてくれる時代であれば、「抱き癖をつけない」という教訓もずっと受け継がれてきたのでしょうが、今は夫婦だけ、時にはお母さんだけで赤ちゃんを育てなければならない時代になってきております。

加えて医学の進歩で赤ちゃんの育て方も、これまで良い育てかたと受け継がれてきたものが否定される場面も出てきています。抱き癖もそのひとつで、賛否両論があります。と言いましても、インターネットで調べた限りでは、「抱き癖がつくかどうかに関係なく、赤ちゃんはどんどん抱いてあげたほうが良い」という意見が圧倒的なようです。

その論拠をいくつか取り上げてみます。(1)赤ちゃんがコミュニケーションを欲しがっているときに抱いてあげるほうが、赤ちゃんの精神的安定に重要。(2)抱っこが大好きなのは赤ちゃんの性格による。両親が抱っこしないでぴりぴりしていると赤ちゃんは敏感に反応する。(3)抱き癖はあまりかまってあげられないお母さんの都合からでた考え方ではないか。

(4)抱っこできるのは今のうちだけで、スキンシップです。なるほどと思われる意見ばかりです。確かに大家族の時代は子育てをするお母さんはその他にも家族の面倒など処理しなければならないことが山のようにあって忙しい時に泣かれても抱いてあげることができない「親の都合」があったのかもしれません。

我が家が子育てをしていた頃は母親が隣の家に住んでいましたので、いろいろアドバイスをしてくれました。その中で感心したのは、赤ちゃんが泣いているとその泣き声で「お腹がすいてお乳を欲しがっている」「おむつが汚れている」「眠りたがっている」と教えてくれたことです。

こういった子育て経験者の言葉は、ただ泣くことでしか自分の要求を表現できない赤ちゃんを前にして、我々に本当に安心感を与えてくれました。専門家は「赤ちゃんとの絆は一年位の間に赤ちゃん自身が世話をしてくれる母親などを認識して、その人に愛着を持つことで形成されていく。

親とこの絆を持てる赤ちゃんは、そうでない場合よりも上手に誰とでも接することができるようになる」と言っております。子育てに絶対こうしなければならないというものはなく、赤ちゃんと常にコミュニケーションをとりながら愛情を尽くして育てていくのが良いのではないでしょうか。

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